演劇の会mooについて
演劇の会mooは、茨城県古河市を拠点に活動するお芝居のサークルです。大久保宏章を中心として、古河市民劇「享徳の嵐」に参加したメンバーの有志によって2006年5月に結成されました。
「お芝居の楽しさを伝えたい」をモットーに、一般の人たちにもお芝居を身近に感じてもらい、気軽にお芝居に参加してもらえるような活動を目指しています。誰でも、どんな人でも、「”みんな”がきらきら輝く場所がある」。それがお芝居だと私たちは考えています。
そのため子供たちを対象にした参加型演劇や 公園でのワークショップなど、舞台上から飛び出した場所でも幅広く活躍しています。
演劇の会MOOは、2006年5月に行われた古河市民劇「尊徳の嵐」に参加したMANABU、大久保、小原の3名で結成したのがはじまりである。
市民劇というのは、古河市内の演劇関係者や、演劇に興味はあるがまだ携わったことのない人たちを集めて作る大きな舞台だ。しかし、多くの人が関わってひとつの舞台を作っても、それ以外の場で演劇を続ける人は少ない。一番の原因はその後の受け皿がないことだ。特に10代~20代の若い世代の演劇活動を受け止めてくれる劇団が、古河にはない。せっかく市民劇で演劇に興味を持ってもそこで途切れてしまう。
演劇には金と時間がかかる。ノウハウもなく、活動の地盤も安定していない若い世代がコンスタントに舞台を作っていくのは難しい。ならば少しだけハードルを下げたらどうだろうか、と考えた。脚本もオリジナルではなく既成のものを使い、市内の公共施設を主な活動の拠点とし、しかも本公演は年に1回程度。ただし、公演の予定がない時期でも、基礎的な稽古は必ず毎週やり、途切れさせない。 劇団”と名乗ると経験の無い人には近付き難いので「演劇の会」と名乗る・・・・・そんな想いでできたのがMOOだ。
お芝居に少しでも興味がある人、やってみたい人が気軽に参加できるような集団を目指し活動している。
他にも市内の劇団が公演する際のお手伝いや、影絵劇などの子供向けイベントも積極的におこなっている。毎週の基礎練習はかかさず、演劇と言うフィールドを使って何が出来るか模索している最中である。
(2009年10月 第3回公演「熱海殺人事件」によせて)
2006年5月 結成